戦闘用ロボット と 園庭型ロボット

写真はかつての #コノテガシワ 選定時のもの。

何本も並ぶ木の内側が合わせ鏡のようだった。
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今、私は庭の仕事をしています。
それはイメージでいうと
(実際は天候に左右される結構な重労働)
ラピュタの園庭型ロボットのような雰囲気で
ガーデン巡回の仕事は特に好きです。
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ただ、ココで働いていてふと思うのが
ラピュタに出て来る2種類のロボットのこと。
みんなが園庭型ロボットの中
私は、戦闘のために作られた
兵隊型ロボット仕様であること。
いざとなったら飛べるように
腕にトゲトゲ付いてて
目からまぁまぁの破壊力あるビーム出る。
みたいな。
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ある日の空。
かつての戦場から落ちて来て
死んだも同然のボロボロで。
それでも破棄せずに
園庭型として働かせてもらってる。
そんな感じ。
「戦え!」と指示されなければ
別に勝手に暴れて
破壊しまくったりもしない。
最初はちょっと加減が分からなくて
シータのこと助けてあげるつもりでも
急にギュって握っちゃう感じかもだけど。
それだけ。
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ラピュタ最後の「バルス」で
兵隊型ロボットはバラバラになるのに
登って行くラピュタの
園庭型ロボットはそのまま変わらない。
もし、本当に根底から何か変わった時
仕様が結局は兵隊型ロボットの私は
みんなと同じように生き残れるだろうか?
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先読みの負担

今年は暖冬の影響で桜の開花が早いらしい。
ここ数年で春の花として定着したミモザも人気。
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年々、歳を重ねるごとに
冬も良いと思い始めたけれど。
やっぱり何だかんだで
生き物の大多数は春になると活気が出る。
🌷🐛🐞☘️🌼🐝
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春、春とは言いつつもまだまだ寒い日が続いて。
先読みして狂い咲いた花が萎れ
一早く冬眠から出て来た虫が混乱している。
こんな時
季節を先取りした広告や商品の
パッケージを目にしては何とも言えない気分に。
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学生時代ファッションが好きで
2年先の流行色やトレンドが出るや否や
出来る範囲で取り入れてみて。
(当然市場に出る前だから、売ってないし、もはや「それはオシャレなの?」状態。)
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販売員時代も
最低でも半年は常に先の計画と対応に追われて
いつも春と秋、夏と冬が
体感と頭の中で逆転していた。
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大手企業に入ってからは
長期計画と言えば10年後以上で。
中期と言えば3〜5年以上(企業によっていろいろ)
決算が出る頃には次の1年の計画と戦略が
わんこ蕎麦の如く打ち出され。
その1年の方針について会話される際は
ほとんど『今』という言葉が用いられる。
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私は「都会に疲れた」なんて
カッコイイものでもないし。
どちらかと言うと
適応出来なくて離脱した類いなんだけど。
本当に植物は好きだし、尊敬もしてる。
(歴史ある壮大過ぎる自然はもう恐れ多くて対応不可。)
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お仕事ではもちろん先読み能力も必要だけど。
むしろどうしても抜けないからこそ
『今日は雨だから球根植えられないな。』とか
『今は、ボケの花がキレイだな。』とか
シーズンの今を大事に感じたい。
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【先読みの負担】
〜桜ラテを片手に、ボケの花を見る罪悪感。結局私は人間だもの〜
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ウラジロハコヤナギ

事実は小説よりも木なり

この【事実は小説よりも木なりシリーズ】の木は

全て実際に存在しているもの。

無さそうで本当にある空想だけでは描けない木。

本当はいつもそこら辺に植わっていて

じっくり良く見ると一つ一つとても美しい。

美しい自然や生命力を感じることは

決して山奥の秘境や境内の神木からだけではなく

もしかしたら、

その木があなたにとっての御神木かもしれない。